過年好 !!
2006.01.29 Sunday 08:55
みなさん、旧正月はどうお過ごしですか?
といっても、みなさんにとっては普通の日曜日でしたね。
今日は、中国はもちろんですが、世界中の中華街は大賑わい!!
爆竹。餃子。麻雀。切り紙。対聯。それからそれから...。
中華な雰囲気満載!!
中国人にとっては、1年でとびっきり幸せな1日です。
テレビや、中華街を訪れたみなさんが目にしたまっ赤な飾り。
中国人ってほんとに派手好きね!!
そう思われた方けっこう多いと思います。
たしかに、そういう傾向もなきにしもあらずですが。
あの飾りつけ、旧正月にまつわる伝説があるんです。知ってました??
*********** 「過年の伝説」はじまりはじまり ***********
春節の俗称は「過年」。
「年」とは、頭に角が生えてとても恐ろしい伝説上の怪物。
「年」は、毎年大晦日になると、家畜や人を食べるために深い海から這い上がってきました。この日になると、「年」を逃れるため村の人々は家畜を追い、老人と子供を連れて山の奥まで逃げました。
ある年、避難の準備に大わらわの村に長いひげをたくわえた老人のこじきがやってきました。村人は皆、山に逃げる準備で必死。だれも彼にご飯をやる暇さえもありませんでした。ある優しいお婆さんが、彼のことを可哀相に思い、食べ物を上げ「もうすぐ「年」という怪物が来るから早く逃げなさい」と勧めました。けれども、そのこじきは、逃げようとする気もなく、それどころか「お宅に泊まらせてください。そうしたらきっと「年」を撃退しますから」と言いました。このうそのような話にびっくりしたお婆さんですが、よくよくそのこじきを観察すると、長いひげは黒くつやがあり、気位が高く、凡人ではないように思えてきました。それでも早く逃げたほうがいいと勧め続けましたが、こじきは、ただ微笑んでいて何も返事をしません。仕方なく、お婆さんは村の人々と一緒に大急ぎで山の奥に逃げて行きました。
深夜、「年」は村に入ってきて、なんだかいつもの大晦日と違う雰囲気を感じました。お婆さんの家では、門には赤い紙が貼ってあり、屋内には光が明るく灯っていました。ビクビクしながら、「年」はお婆さんの家に近づき庭に入ると、バンバンとけたたましい音が響き出しました。そこへ、赤いマントを身に纏ったこじきが現れて、ワハハハハっと大笑い。すごく驚いた「年」は慌てて逃げてしまいました。
翌朝、村に戻った村人たちは無事な村を見てすごく不思議に思いました。お婆さんは、すぐになるほどと納得して昨日の不思議なこじきのことをみんなに告げました。村人は急いでお婆さんの家に駆けて行ったのですが、こじきはもう消えていました。目に入ったのは、門に貼ってある赤紙と燃えているろうそく、耳にしたのは燃えている竹から出てきたバンバンという音。天にも昇るほど喜んだ村人は皆新しい服に着替えて、祝福の挨拶を交わし、この上ないめでたい日を祝いました。
その後、「年」が来ることを防ぐために、大晦日になると、どの家でも赤い対聯(対になっている縁起のいい文句を書いた紙)を貼り、爆竹を鳴らし、夜中まで明かりを灯しているようになりました。そして、翌日の一日にお互いに新年の挨拶回りをしました。この風習はのちのちの世まで受け継がれていきました。





